逗子・葉山版 掲載号:2015年11月6日号 エリアトップへ

あす7日と8日、逗子文化プラザで上演される「シャッター通り商店街」の演出を手掛ける 山田 マリエさん 逗子市久木出身 49歳

掲載号:2015年11月6日号

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最高の舞台、届けたい

 ○…逗子の市民劇団「なんじゃもんじゃ」がおくる年に1度の舞台。今回は衰退の一途を辿る商店街を何とか活気づけようと、地域の商店主らが知恵を出し合いながらドタバタ劇を繰り広げる脚本を演じる。少子高齢化や不況で地方が置かれた苦境。創作ではあるが、今作にはノンフィクションの要素も多分に含まれる。「厳しい状況の中でも、頑張っている人たちが身近にいる。お客さんが帰りに近所の店にふと立ち寄りたくなる。そんな舞台になれば」

 ○…作品の数だけ、現実とは全く違う自分になれる。そんな演劇の面白さに魅せられたのが小学6年生の時。中学を卒業後しばらくは演劇から遠のいたが、大学1年生の時に市が主催した演劇実践講座に参加したのを機に再び情熱を傾けるようになった。その後講座の卒業生で旗揚げした市民劇団に加わり、以来30年。「そんなに長くやっているつもりはないんですけどね」と笑う。現在のメンバーは年齢も職業もバラバラな20人。年月を経て入れ替わりもあったが、皆家族のような存在だ。

 ○…現在は仕事の都合で都内に暮らし、週末になると劇団の活動のため逗子に帰ってくる。都会の喧騒を離れ、慣れ親しんだ地を踏むと心が安らぐ。「道を歩くとすれ違う人が会釈をしてくれたり。人も気候も、やっぱり逗子は温かい」。何より逗子には劇団の公演を楽しみにしてくれているお客さんがいる。「今回のも面白かった。次も観にくるからね」。そんな声が励みだ。

 ○…演出を手掛けるのは2年ぶり。何気ないセリフのひとつ一つにも丁寧に感情を込めて。そんな稽古を心掛けてきた。演出は例えるなら料理のようなものかもしれない。同じ献立(脚本)でも、素材(役者)をどう魅せるかで味わいはまるで変わってくる。目指すはなんじゃもんじゃならではの舞台。「どの劇団よりも面白く。このメンバーで出来る最高の舞台を届けたい」。あす、いよいよ幕が上がる。

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