逗子海水浴場の運営方法について市民らが議論する検討会の6回目の会合が6日、逗子市役所で開かれた=写真。今シーズン、条件付きで一部規制を緩和した海の家の営業時間と音楽。振り返った委員の大半からは今年並みの規制を「現状維持することが望ましい」とする声が相次いだ。
営業時間を週末やお盆に限り1時間半延長し午後8時まで、音楽はBGM程度の使用を認めた今夏。参加委員からは「今年は住民からの苦情がなかった」「親が子どもを送り出せる海になった」など限定的な緩和も住民生活に影響がなかったことをことを評価。「日本一厳しい条例をもっとPRすべき。モラルを大事にしているまちとの発信になる」との声もあがった。一部の委員からは「規制の影響で海の家の苦境が続いており、営業時間を延ばすなどの活性化策も同時に考えるべき」とさらなる緩和を求める声もあった。
一方、条例で禁止されている浜辺での飲酒などで、マナーアップ警備員による注意件数が4千件を超えた今夏。主な原因は海水浴客のモラル低下にあるとし、「何度注意しても聞き入れない人が多い。禁煙条例のように、違反者に罰則を与えるようにしては」といった意見もあがっていた。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|