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学校法人神奈川歯科大学 見定める次のステージ
横須賀中央、国道16号線沿いにあった小川町駐車場跡地で神奈川歯科大学が附属病院の移転新築工事を進めている。完成予定は2017年9月。高度先進口腔医療を旗印とする新時代にふさわしい医療機関を誕生させるという。このほかにも、大学の強みや特色を最大限活かした施策を次々に打ち出そうとしている。力強いリーダーシップで学校改革を推し進める鹿島勇理事長に種々の取組みや成長戦略を語ってもらった。
─新病院の建設工事が本格的に始まります。
「附属病院を移転新築する狙いは大きく2つ。大学の認知度向上と地域密着をより実現するためです。来年秋に、高度先端医療を取り入れた最新の病院に生まれ変わります。昨今、口腔疾患と全身疾患の関連性が非常に注目されており、歯周病と糖尿病を組み合わせた専門外来を開設します。歯科の訪問診療を医師だけでなく薬剤師、看護師と連携して行う形態なども検討しています。新病院は利用者の視点を強く意識しています。本学には樹齢100年を超す桜並木と日本最北限といわれるジャカランダの高木があります。開花期間中の見物客はのべ1万人。この”生きたオブジェ”をモチーフにしたアート展示スペースを新病院内に設置する考えです。さらに、もう一つのサプライズを計画していますので楽しみにしていてください。これに加えて、設置予定のカフェテリアでは、障がい者に雇用の場を提供。多くの市民が訪れる施設になることを願っています」
─グローバルな視点を持った大学の未来戦略を打ち出しています。
「日本の社会環境は10年周期で大きく変動していることから、戦略構想を10年スパンで考えています。2011年から留学生の誘致を積極的に進めてきましたが、未来戦略に基づくものです。今年は本格的に医療ツーリズムの分野に参入します。旅行会社との連携でアジア圏の富裕層をターゲットに、医療と観光を組み合わせたパッケージを売り込みます。高度な技術を要するインプラント治療などに高いニーズがあり、ビジネスとしての大きな可能性を感じています。これに伴い、送客とアフターメンテナンスを行う海外サテライトをシンガポールに開設する計画を検討中です」
─ベトナム人看護師4人が看護学科で学んでいます。
「これからの超高齢化社会を見据えた取り組みの種まきです。もう少し先の話ですが、口腔医療の専門機関としてのノウハウを活かし、摂食・嚥下の口腔ケアに特化した介護施設の経営を視野に入れています。将来推計人口でみると50年後の日本は、総人口が3割減少し、65歳以上が4割に達します。施設の入居ニーズに応えるとともに、介護人材の確保も同時に進めなければなりません。ベトナムはTPP加盟国で今後、ビジネスルールが統一化されていきます。現地で看護師専門学校、介護士専門学校の開設も将来展望として持っています。高齢化時代で言えば、心の癒しを与えてくれるペットの存在価値がますます高まっています。歯科の技術を活用した獣医学分野への進出も検討してみたいと思っています」
■神奈川歯科大学/横須賀市稲岡町82/【電話】046・822・8751【URL】 http://www.kdu.ac.jp/
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現代医学と中医学中医学ってなに?3月29日 |