逗子高校で25日、地域ゆかりの作家や音楽家らを招いたワークショップが行われた。1年生277人がグループごとに専門家らの「特別授業」に取り組んだ。
県立高校の教育力向上を目指す県事業の一環。同校は「地域等連携教育」の研究推進校に指定されており、2013年度から地域の教育力を活かしたプログラム作りに取り組んでいる。
今回は絵本作家や写真家、大学講師、ダンス講師、市民活動家らの協力で多彩な全14講座を実施。生徒らは事前に希望を出し、「飛び出す絵本づくり」や「リズム表現」「子どもとの遊び」などに挑戦した。
写真講座を担当したのは、葉山町在住の写真家、ブルース・オズボーンさん。「撮る目線や光の角度を変えると色々な表情が出る。色々アイデアも盛り込んで」と撮影のコツをアドバイス。生徒らは跳んだり、逆光でシルエットを浮かび上がらせたりと工夫をしながらシャッターを切っていた=写真。
講師のコーディネーターを務めた市民交流センター副館長の村川真理子さんは「高校に入ると地域との接点が薄れてしまいがち。講座を通じて地域の人と人とを繋ぐきっかけになれば」と話した。
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