テーブルごとに分かれ、活発な意見を交わした
海水浴シーズンと比べ、観光客が減少する逗子葉山の冬季の活性化を図ろうと19日、逗子市商工会館で異業種意見交流会が行われた。京浜急行電鉄と逗子葉山青年会議所の共催で、地元企業や観光協会、市役所などから約80人が参加し、アイデアを出し合った。
同様の交流会はこれまで横須賀市や三浦市でも行われており、交流会で出た意見をもとに京急の貸し切り列車を活用した婚活イベントが実現するなどしている。この日、参加者はテーブルに分かれてディスカッションを開始。「名所を巡るクイズラリーはどうか」「披露山は隠れた名所。家族向けの企画を練っては」など活発な意見が交わされ、代表者がグループごとのアイデアを発表した。
参加者による投票も行われ、バスや自転車で冬のグルメスポットを巡るツアーが最優秀に選ばれた。京急電鉄では出された８案の中から今後事業化を検討するとしており、同社担当者は「来年３月までに形にできれば」と話した。
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