記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 2月26日0:00更新
廃墟感、とでも言うのだろうか。人の営みが抜け落ちた建物というのはどこか心を惹きつける。今はなき生活に想像を駆り立てられ、時間旅行をしたような錯覚に捉われるからなのかもしれない。10年ぶりに逗子の旧野外活動センターが一部関係者に立ち入りが許可された。取材で訪れた小生も建物内に入るのは初めて。昭和から時間が止まっているようで密かに胸が高鳴った。空き家として手つかずにあったが、今後市民有志と市が協働で活用に向けた方法を模索していくという。居住型のシェアオフィスが現段階の構想のようで、今後どのように建物が再生されるのか、注目していきたい。