記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 3月25日0:00更新
元々料理好きということもあって「市場」という響きには胸が躍る。新鮮な魚や野菜がずらり並ぶ中で商品を選んだり、主との雑談を交わしながらお勧めの食べ方や豆知識を教えてもらうのも醍醐味だ。このところ逗子や葉山で朝市が活況を呈している。獲れたての魚介を地元漁師らが販売する真名瀬の「活魚朝市」や手作り雑貨や自然派の食品が並ぶ「逗子のマルシェ」。昨年12月からは東逗子でも新たに朝市が始まった。市場には買い物だけでなく、コミュニティーづくりを支える側面もある。楽しみながら広げる地域の輪。これからのまちづくりを考えるヒントになるかもしれない。