葉山町商工会は先月31日、南郷地区に建設中で今年9月にオープンを予定している商業施設の名称を「ショッピングプラザ HAYAMA STATION」に決定したと発表した。鉄道駅のない葉山に新たな玄関口を作る狙いと、近年増加する外国人観光客にも分かりやいすよう、英語表記のネーミングとした。
外国人観光客も意識し
施設名については、事業主体の町商工会が1月末に公募。応募期間の約2週間で町内外から444案が寄せられた。その後商工会関係者やテナント代表者、専門家らから成る実行委が選定。最優秀に逗子市在住の女性が考案した「Hayama station」、優秀賞を「はやま駅」「葉山ステーション『寄りどころ』」「葉山駅」の3作品とした。「駅というフレーズが三浦半島の新たな玄関口を作る我々の考え方とマッチした。英語表記であれば実際の駅との混同もなく、外国人の方にも分かりやすい。また買い物ができる施設だと明確にするため、ショッピングプラザを加えた」と同商工会。名称について、柳新一郎商工会長は「地元葉山の人を含めて、今後多くの人に親しんでいってもらえれば」と話した。
同施設は鉄骨造一部2階建てで延べ床面積は882・59平方メートル。1階部分にテナント9店舗と事業者が共同販売するアンテナショップ、イートイン、町民交流スペース、トイレなどを備える。オープン後は「葉山夏みかんワイン」や地場野菜といった特産品をはじめ、地元有名店などが提供する菓子類や惣菜、加工品、雑貨など葉山ならではの商品を販売するという。
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