町立図書館2階にある「葉山まちづくり館」で企画展「葉山・和の調べ」が始まった。琴や尺八など実物を交え、雅な「三曲」の世界を紹介しているほか、近代邦楽の大家として知られる宮城道雄(1894-1956)の生涯も紹介。葉山とのゆかりが伺い知れる内容となっている=写真。
三曲は邦楽で使われる琴や尺八、三味線などの合奏形式を指す。葉山では「葉山三曲会」が毎秋、町の文化祭で演奏を披露しているほか、宮城道雄が戦時中に数年、一色で暮らしていた別荘が今も残る。これらが縁でNPO法人葉山まちづくり協会が「ふるさとの魅力を再発見する一助に」と町内在住の邦楽家らの協力を得て企画した。
会場では邦楽で使われる楽譜や楽器の一部、宮城道雄のレコードや葉山での生活が伺える随筆「雨の念佛」の抜粋など関連する品々も展示。琴に直接触れることもできる。
5月22日(日)まで。入場無料。開館は午前10時から午後5時30分(4月25日、5月2・6・9・16日は休館)。問合せは同協会【電話】046・876・0421
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|