未病の3本柱のひとつである「運動」を通じた健康づくりに逗子市が力を入れている。5月の最終水曜日に全国一斉に行われる住民参加型のスポーツイベント「チャレンジデー」に5年前から参加。人口が同規模の自治体と住民の参加率を競うもので、今年は沖縄県豊見城(とみぐすく)市と対戦する。
チャレンジデーは午前0時から午後9時までに15分以上継続して運動をした住民がエントリー。敗れた場合、対戦相手の市旗をメーンポールに1週間掲揚するユニークなルールがあり、今年は県内では逗子市、座間市、湯河原町など3市7町、全国では130の自治体が参加する。
5度目の挑戦となる逗子市。昨年は広島県三次(みよし)市と対戦し、初勝利を飾った。参加率は40・9%で37・5%だった三次市を上回った。
市内でのチャレンジデー認知度も徐々に高まっている。2回目以降、参加率は増加しており、「地域の方々の協力もあって、当初よりも浸透した。スポーツ振興だけでなく、市民が未病に関心を持つきっかけにもなるのでは」と市文化スポーツ課。今年も市体育協会などと協働でラジオ体操やヨガ、ダンス、子ども向けのイベントなど様々な企画を用意しており、「昨年の参加率を更新して今年も勝利を目指したい」としている。
今年の実施は5月25日(水)。参加は自己申告制で名前と活動内容を電話やファクス、メールなどで市に伝える。エントリーは1人1回までで、競技だけでなく、条件を満たしていれば通勤や買い物でも応募できる。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|