一色海岸で21日、町の未就園児と小学生低学年を対象にした潮干狩りと稚魚放流の体験会が行われた。親子連れなど約360人が参加し、初夏の日差しが注ぐ中、磯遊びを満喫した。
葉山の豊かな自然に親しんでもらおうと町と町教委が主催した「海山に育ち親しむ子どもたち」の一環で、今年4回目。町漁業協同組合や商工会青年部、子育て団体などの協力で開催されており、砂浜の一角には事前に約350kgのあさりが用意された。
熊手やバケツを持った子どもらは、かがみ込んで泥を掘り「見て見て、あさり採れたよ」「カニがいた」と大はしゃぎ。参加した女性(37)は「たくさん採れたので、今夜はパスタにして食べたい」と話していた。
この日はマコガレイの稚魚千匹も放流され、山梨崇仁町長は「今回の体験を通じて、子どもたちに海を育てる気持ちや砂浜を大切にする気持ちを育んでもらえれば」と話した。
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