記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 7月22日0:00更新
逗子市が全国3番目の「フェアトレードタウン」に認定された。フェアトレードという言葉に耳馴染みがない方も多いかもしれないが、その理念は至ってシンプルだ。途上国では今なお不当に搾取され、苦しい生活を強いられる生産者は少なくない。商品を通じて、その先にある生産者の実情を慮ること、他者を思いやることが精神の根幹だ。認定は相互扶助の精神がまちにどれだけ浸透しているか。つまり「市民が他者を思いやることのできるまち」の証明でもある。認定都市は3年ごとに更新があるという。末永く逗子がそうであるよう、フェアトレードも一層根付いていってほしい。