逗子・葉山版 掲載号:2016年8月26日号
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逗子在住 頴川さん 新聞紙で「エコアート」 文化プラザで個展 29日から

文化

カラフルな色片を使った切り絵を紹介する頴川さん(=9日、逗子の自宅で)
カラフルな色片を使った切り絵を紹介する頴川さん(=9日、逗子の自宅で)
 新聞紙を使った、独自の切り絵創作に取り組む女性が逗子にいる。主婦の頴(えがわ)川(えがわ)昌子(まさこ)さんが生み出すのは、色片をいかして風景や心象を表現する「エコアート」だ。今月29日から逗子で初の個展を控えており、約40作品を展示する。

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 赤や青、黄色などカラフルな色片を自在に組み合わせた作品が壁一面に並ぶ。新聞はモノクロが主だが広告には色彩豊かなものが多い。頴川さんはそうしたものを見つけてはハサミで切り抜き、のりでひとつ一つ貼り付けていく。モチーフはその時々の感情を反映したものや、記憶の中にある風景など様々だ。

 きっかけは今年2月、逗子で行われた女性向けの起業セミナーに参加して。参加者に作品を披露したところ「ぜひ発表してみては」と背中を押された。作品を人前に出していなかったこともあり「受け入れてもらえるか不安もありましたが、思い切ってやってみよう」と個展開催に踏み切った。

 8年前まで夫の赴任先だったマレーシア・コタキナバルで生活していた頴川さん。帰国後、急激な気候の変化で体調を崩し、不眠症に陥ったとき目を留めたのが新聞だったという。「マレーシアにはないカラフルな色使い。これを使って何か作れないかと思って」。高校時代から絵が好きで、上野の絵画グループに長年在籍していたこともある。試しに作品を作ってみると鬱屈とした気持ちが和らぐように。次第に体調も回復し、以来こつこつと作品を作り続けてきた。

 今では創作が「面白くて仕方ない」と話す頴川さん。切り絵はやり直しがきかないため、その時々の心の持ちようで完成の形ががらりと変わるのが魅力という。切り絵での個展は今回が初めてだが「いつか海外でも個展ができたら」という密かな夢もある。「心が疲れた人が作品を見て、自分と同じように癒されてくれたら」と来場を呼びかけた。

 「切り絵展〜新聞紙色片による」は8月29日(月)から31日(水)の各日午前10時から午後8時。会場は逗子文化プラザさざなみホール。問合せは頴川さん【携帯電話】080・3020・2326

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