人形を使ったストップ・アニメーションの分野でカルト的な人気を誇る双子の異才「クエイ兄弟」に焦点を当てた企画展が一色の県立近代美術館葉山で開催されている。本格的な回顧展はアジアでは初めてといい、2人が紡ぎだす幻想的な美の世界に触れることができる。10月10日まで。
スティーブン・クエイ(69)とティモシー・クエイ(同)は一卵性双生児として米ペンシルバニア州に生まれた。代表作「ストリート・オブ・クロコダイル」(1986年)などのアニメーション作品を始め、バレエ映画やミュージックビデオ、オペラや演劇の舞台美術など幅広い分野で制作を手掛けている。同展では日本で紹介される機会の少なかった映像作品や舞台デザインも交えながらクエイ兄弟の美の世界を総合的に紹介する内容となっている。
入館料は一般1300円、20歳未満・学生1150円、65歳以上650円、高校生100円。午前9時30分から午後5時(入館は4時30分まで)。月曜休館(9月19日と10月10日は開館)。問合せは同館【電話】046・875・2800
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同展にあわせた関連企画も用意。9月3日(土)・11日(日)・17日(土)・18日(日)・25日(日)に特別上映会(有料)を行うほか、9月4日(日)と10月1日(土)には学芸員によるギャラリートーク(午後2時から2時30分・無料《ただし当日観覧券要》)も予定している。詳しくは同館HPへ。問合せは前述同館まで。
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