平井市長から記念品などを受け取る中山さん（写真中央）＝先月21日、小坪＝
逗子市の平井竜一市長は先月21と23日、今年度内に１００歳を迎える高齢者を訪問し、祝い状や記念品を手渡し長寿を祝った。今年度の対象者は17人。
平井市長が21日午後に訪ねたのは小坪在住の中山勇（いさみ）さん。来年３月に１００歳の誕生日を迎える。中山さんは新潟県の出身で元日本航空のパイロット。戦時中は陸海軍の航空部隊に従事し、戦後は建築デザイナーとして都内にあるマンションの設計などを手掛けた。酒も煙草も嗜まず、自宅周辺を30分ほど散歩するのが日課。30年間薬を飲んだことがないのが自慢という。１歳年下の妻、ひさ子さんと結婚して78年。喧嘩もほとんどないおしどり夫婦で、来年はともに１００歳になる。好きな食べ物を尋ねられた勇さんは「家内の食事が一番美味しい」とほほ笑んだ。
市介護保険課によると９月１日現在で１００歳以上の高齢者は31人。最高齢は１０８歳の女性。
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