逗葉高校(逗子市桜山)で先月25日、桜山保育園(同)の園児を招いたサツマイモの収穫体験が行われた。同校3年生の生徒14人の手ほどきで園児ら約60人が「実りの秋」を楽しんだ。
同校では、保育分野を目指す生徒を対象とした選択科目で徒歩数分にある同園の協力を得て毎週実習を行っている。今年度は子どもたちに食べ物の大切さや収穫の喜びを体験してもらおうと学校の敷地内に畑を整備。水遣りや草刈りなど手入れを続けてきた。
30平方メートルほどの小さな畑ながら豊作で、園児らは育ったサツマイモを掘り出すと「とれたー」「おっきい」と歓声を上げて喜んだ。将来保育士を目指しているという渡辺千里奈さん(17)は「初心を思い出した。子どもたちがはしゃいで楽しんでくれて良かった」と話した。
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