記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 11月4日0:00更新
昼食の合間、ふと以前取材した人物のその後が気になった。葉山町出身の力士、横江黎(れい)さんのことだ。今年の元旦号で角界入りしたきっかけや稽古の日々を取り上げた。序の口になり、その後どうなっただろう―。武蔵川部屋の情報欄を覗くと三段目まで昇進していたことが分かり、我がことのように嬉しくなった。体格も1年前と比べてはるかに逞しい。道のりは長いが「関取になって故郷に錦を飾りたい」という目標に着実に近づいているようだった。13日からは九州場所が始まる。決まり手もろくに知らないにわかファンではあるが、大志を胸に土俵に立つ青年にエールを送りたい。