逗子署は振り込め詐欺の被害抑止を図るため、啓発用の年賀はがき＝写真＝を作成した。市内12事業者から協賛を得て、被害があった地区を中心に４千枚を元日に配布する。
「電話でお金を要求する息子は詐欺」など啓発文とともに協賛した企業名が掲載されており、電話があった際には家族や警察への相談を呼びかけている。逗子署によると振り込め詐欺の被害は市内で昨年11月末までに14件、被害総額は約５２００万円に上った。伊東博志署長は「年初めに家族で話し合って、意識を高めてほしい」と話している。
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