記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 1月27日0:00更新
取材を通じた様々な人との出会い。中でも特定の分野で秀でた才能を持つ”原石”との出会いは醍醐味だ。スイスに留学し、プロ指揮者を目指す石坂さん。言葉の壁や思うような成果がでずに苦しんだ時期もあるというが、しっかりと未来を見据える姿にはどこか頼もしさを感じた。3年ほど前、東京藝大で学生オケの演奏を聴く機会があった。そこでタクトを振ったのが石坂さんだ。生命力に満ちながらも荘厳たる旋律に心打たれたのを今でも覚えている。音楽家それもクラシックで成功できるのはごく一握り。それでも彼ならばと願う。遠い異国の地で研鑽を重ねる未来の巨匠にエールを。
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