記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 5月26日0:00更新
20年来の友人が福岡に転勤になった。直後は地元を離れたくないとずいぶん悲観していたが、いざ住んでみると存外気に入ったよう。最近は豊富な海の幸やご当地グルメといった”博多自慢”を写真入りで送ってくるようになった。暮らして初めてまちの魅力に気づくことは案外多いのかもしれない。移住を呼び込む自治体間競争は三浦半島でも例外ではなく、葉山町はSNSを介したPRに力を注ぐ。御用邸、ヨット発祥、風光明媚―。葉山の魅力を伝えるキーワードは数あるが、日頃の生活で得られる魅力は何か。これを発信できるかが一つの鍵になりそうだ。