伊東署長から感謝状を受け取る高本さん
踏切内で転倒していた70代の男性を救助したとして逗子署（伊東博志署長）は14日、横須賀市芦名在住の大学２年生、高本唯人さん（19）に感謝状を贈呈した。
高本さんは５日午前０時30分頃、池子踏切（桜山２丁目）を車で通りがかった際、踏切内で倒れている男性を発見。遮断機が下り始めていたため、車を降り、非常停止ボタンを押した上で救助に向かった。男性は、転倒した際に足をくじいて動けない様子だったため、その場に居合わせた別の男性と連携。踏切の外に移動させ、１１０番通報した。
電車は踏切の50ｍほど手前で停車。救助後、男性は自力で帰宅したといい、重大事故には至らなかった。「ためらわず非常ボタンを押してもらえたことで人命が救われた。適切な判断と勇気に感謝したい」と同暑。高本さんは「助けなければと一心だった。男性が無事で良かった」と話した。
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