子どもたちに外国の文化に触れてもらおうと、スロバキア国立歌劇場のソリストらによる出張講座が5日、一色小学校で開かれた。同小4〜6年生の児童約250人が参加し、本場のオペラに耳を傾けた。
同歌劇場は、全国5カ所で公演するツアーのため来日。6日の葉山公演に合わせ、親善交流を目的に関係者10人が学校を訪れた。
この日は、プロジェクターでスロバキアの地理や街並み、観光スポットなどを紹介。その後、ソリストらがピアノ演奏に合わせ、オペラ「ドン・ジョバンニ」の一幕やスロバキアの民謡など4曲を披露した。演奏が始まり、体育館に美しい歌声が響きわたると子どもたちも釘付けに。6年生の高橋楽々(らら)さん(11)は「生のオペラは初めて。声の重なり方がとてもきれいで聴けてよかった」、葉山公演実行委員長の広田実さん(72)は「本場の歌を聴いて、子どもたちにスロバキアという国を知ってもらうきっかけになれば」と話した。
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