逗子・葉山版 掲載号:2017年8月4日号
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一色 海水浴場でウミガメ産卵 海の家スタッフらが保護

社会

「一緒にふ化を見守って」とブルームーン代表の近藤さん
「一緒にふ化を見守って」とブルームーン代表の近藤さん

 一色海水浴場で先月28日、ウミガメの産卵が確認された。甲羅の形状などから絶滅危惧種のアカウミガメとみられ、発見した海の家関係者は「20年前から営業しているが、産卵に立ち会ったのは初めて」と驚いている。

 同海水浴場で運営する「ブルームーン」代表の近藤賢作さん(44)が午後10時頃、常連客からの知らせで波打ち際から40mほど離れた砂浜で、体長1mほどのウミガメを発見。産卵場所を探していたとみられ、2度目に掘った穴に卵を産み落とした。産卵巣はその日のうちに杭とロープで保護。だが、人通りが多い場所で卵が潰されてしまう可能性があったため、翌朝、江ノ島水族館飼育係のアドバイスを得て、約20m離れた店のそばに移植。深さ約50cmの巣からはピンポン玉大の卵60個が見つかった。近藤さんはまだ殻の柔らかい卵が壊れないよう、スタッフと丁寧に埋め直した。

 順調なら卵は9月下旬にふ化する。近藤さんは「皆でふ化を見守ってほしい。ウミガメは生まれた場所に帰ってくる。いつまでもウミガメの戻ってくる浜を守っていきたい」と話した。
 

卵を移植する近藤さんら(提供写真)
卵を移植する近藤さんら(提供写真)

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