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湘南鎌倉総合病院 「地域で必要とされる病院に」 篠崎伸明新院長インタビュー
湘南鎌倉総合病院(鎌倉市岡本1370の1)では、6月1日付で篠崎伸明氏が新院長に就任した。開院以来、「生命だけは平等だ」の理念のもと、地域の医療ニーズに応える様々な取り組みを実践してきた同院の「未来構想」について聞いた。
――湘南鎌倉総合病院では今後数年間で、救急救命センターや外傷センター、包括的がんセンターといった新施設の整備を計画していると聞きました。その理由と、どのような施設になるのかを教えて下さい。
篠崎 「当院は『救急患者は決して断らない』ことをモットーに、年間1万3千件以上を受け入れています。これは日本でも常に1、2番目の多さですので、既存の施設はさすがに手狭になってきています。また救急患者の増加に伴って、重度の四肢損傷から一般的な骨折にまで対応する外傷センターでも年間2千件以上の手術を実施しています。こちらも機能の拡充が必要な状況になっており、施設を新設することで、より高度な医療の提供を目指したいと考えています」
――「包括的がんセンター」とは、どのような施設になるのでしょうか。
篠崎 「現在のがん治療には手術、化学療法、放射線治療などがあり、今後は免疫療法も行われます。また当院では『がんサロン』を始め、患者さん同士で情報交換できるコミュニティー作りにも取り組んでいます。新たな施設では設備面の充実はもちろんですが、合併症をお持ちの患者さんへの対応、緩和ケアも含めた患者さんの尊厳を大切にした『包括的』な医療を提供したいと考えています」
――最後に地域に向けてメッセージをお願いします。
篠崎 「当院のある鎌倉市と近隣では、非常に高齢化が進んでいます。地域の皆さんが安心して生活するために何に困り不安を感じているのか、常に医療ニーズを探りながら、それに応えられる体制を整えていきたいと考えています。そのためにも地域との連携が欠かせません。当院の関連施設である葉山ハートセンターをはじめ、医療機関、開業医さんとも情報を共有しながら、総合病院ならではの高度で先進的な医療を展開していきたいと思います」
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現代医学と中医学中医学ってなに?3月29日 |
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