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逗子・葉山版 公開:2017年9月22日 エリアトップへ

一色大滝商店会 「仮想の街」で仕事体験 子ども主役にイベント

教育

公開:2017年9月22日

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同様の取り組みが行われた横浜の「こども笑店街」(写真は提供)
同様の取り組みが行われた横浜の「こども笑店街」(写真は提供)

 子どもたちが仮想の街を通じて、仕事や町づくりを体験する「こどもタウン葉山」が来月8日、一色小学校体育館で開かれる。将来の街の担い手に実社会の仕組みを知ってもらうことなどを目的に、一色大滝商店会(宮寺透雄会長)が初開催する「一色大滝祭り」の一環として企画した。実行委らは「今後地域に根差したお祭りに育てていきたい」と意気込んでいる。

「社会の仕組み知って」

 当日は同小体育館を会場に仮想の街を作り、参加する子どもらが住民になる。参加者は”町民登録”などを経て、ジョブセンターで仕事を探し、働く仕組み。時間に応じて会場内で使える仮想通貨が支払われ、模擬店などで消費することで実社会の仕組みや経済の流れを学んでもらう。会場内には役場、学校、銀行などがあり、仕事内容も「金魚すくい」「ゲームセンター」「子どもによる大人の悩み相談室」など多彩だ。

 同様の取り組みは、県内では横浜市や川崎市でも行われている。実行委員長の宮寺会長によると、元々商店会のある一色岡地区には子ども向けの地域行事がほとんどなく、新たなイベントを作ろうと、運営実績のあるNPO法人ミニシティ・プラスの協力を得て準備を進めてきた。

 当日会場は子どもと大人のエリアが区切られており、原則大人は口出しをせず、子どもは自分の判断で働き、お金の使い道を決める。「実際の街の仕組みを知ってもらういい機会。地元の商店主と交流したり、郷土愛を育むきっかけにもなれば」と宮寺会長。「お試し」の今回は実行委の大人主体で進めてきたが、「ゆくゆくは子どもたちが企画から運営まで出来るお祭りにしていきたい」と話した。

 こどもタウン葉山の開催は午前11時から午後3時。入場無料で、対象は保護者の手伝いなしで活動できる子ども。3時からステージパフォーマンスやサイエンスショーも予定されている。

「こども店長」募集

 同実行委では、当日店を切り盛りする「こども店長」を募集している。9月30日(土)午後1時からの事前会議に保護者なしで出席でき、当日参加できる小中高生が対象。27日(水)申込み〆切。問合せは宮寺会長【電話】046・877・1127

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