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逗子・葉山版 公開:2017年12月1日 エリアトップへ

児童や保護者ら合作 毛糸で"変身"校門カラフル

文化

公開:2017年12月1日

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毛糸で作られた飾りつけを手入れするPTA会長の泉さん(=先月24日、池子小)
毛糸で作られた飾りつけを手入れするPTA会長の泉さん(=先月24日、池子小)

 学校の入口も装い温かく”衣替え”――。池子小学校(松方真人校長)の校門や周辺の木々が、カラフルな毛糸の編み物で彩られている。同校で行われる発表会に向け、子どもたちや保護者らが編んだものをひとつ一つ丁寧に飾り付けた。色鮮やかなアートが街角の風景にも彩りを添えており、道行く人の目を楽しませている。展示は冬休みが始まる12月下旬まで。

 「ヤーンボンビング(毛糸爆弾)」と呼ばれるストリートアートの一種で、同校PTA会長の泉龍太さん(53)がPTA活動の一環として企画した。

 泉さんはアーティスト集団「逗子ヤーンボンバーズ」の代表として3年前から逗子アートフェスティバルに参加。これまで蘆花記念公園や東逗子駅前広場で作品を披露するなどしている。

 今回の企画は「簡単な編み物なら子どもでもできる。大人と一緒に作品を作ってはどうか」と提案。ワークショップなどを通じて9月ごろから編み物を作りためてきた。「持ち寄って初めて作品になるのがヤーンボンビングの面白いところ。想像以上の仕上がり」と泉さん。活動を知った地域の老人会の協力もあったといい、「結果的に地域の世代間コミュニケーションが図れたこともよかった」

皆で作る楽しさ

 実は泉さん、元々手芸の心得があったわけでなく、本業はテレビやラジオのナレーター。インターネットで街並みや公園を彩るヤーンボンビングを見て「ちょっとした工夫で見慣れた景色が一変するのは面白い」と取り組むようになった。

 特に魅力と感じたのが作品に携わる人の思いが交差する「コミュニティーアート」としての側面。「だから主役は関わってくれた皆さんひとり一人」。設置は期間限定だが「毛糸の編み物は見た目にも温かい。子どもたちや地域の人が作品を見て心が安らいだら」と目を細めた。

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