逗子・葉山版 掲載号:2017年12月15日号 エリアトップへ

表具師が御朱印帳 「伝統の技術、伝えたい」

文化

掲載号:2017年12月15日号

  • LINE
  • hatena
御朱印帳をPRする植木さん
御朱印帳をPRする植木さん

 屏風やふすまなどを表装する経師(きょうじ)店(表具店)を逗子市桜山で営む植木延行さん(49)が、この秋から一風変わったサービスを始めた。一級表具技能士の腕を生かした、オリジナルの御朱印帳だ。生活様式の変化などで表具の需要が落ち込むなか、「伝統の技術を多くの人に知ってもらえたら」と話している。

 10月に参加した市商工会主催のイベントで商品を考案するうち、「若い人にもブームの御朱印めぐり。それなら御朱印帳はどうか」と発案。表装には掛け軸の布地を使うほか、使わなくなった着物や帯など、持ち込みの布でも制作を請け負う。

 桜山郵便局隣に事業所を構える「植木経師店」の3代目。27歳の時、家業に入り、父と働きながら仕事を覚えた。年末やお盆。かつては時季ごとに仕事が舞い込み、休みを返上することもざらだった。だが、屏風やふすまのある日本家屋は少なくなり、近年は和室を設けない新築がほとんど。同業者も年々減り、今や仕事はピーク時の半分以下になった。

 「時代の流れ。こればかりは仕方ない」と受け入れているが、受け継いできた伝統の技まで廃れていくのは忍びない。御朱印帳を通じて、「若い人にも仕事や店のことを知ってほしい」との思いを込める。

 御朱印帳は2千円〜。和柄の定期入れ(1千円)やオリジナルのミニ屏風(1万円〜)なども扱っている。

 問合せは同店【電話】046・871・3680
 

逗子・葉山版のローカルニュース最新6

ガラスの伝統装飾に迫る

ガラスの伝統装飾に迫る 文化

まちづくり館で「きらく座」

11月19日号

アプリ活用し健康増進

逗子市

アプリ活用し健康増進 社会

ポイント貯めると賞品も

11月19日号

リストの世界を堪能

誰一人取り残さないまちに

誰一人取り残さないまちに 社会

来月 福祉教育セミナー

11月19日号

レジ前に詐欺防止ステッカー

レジ前に詐欺防止ステッカー 経済

クリエイト全店で

11月19日号

発祥のドリア販売

ニューグランド

発祥のドリア販売 経済

読者3人にプレゼント

11月19日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月19日0:00更新

  • 11月5日0:00更新

  • 10月8日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年11月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook