逗子・葉山版 掲載号:2018年1月1日号
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地元選手の躍進に期待 北京五輪出場、小菅さん

スポーツ

女子日本代表として第一線を走ってきた小菅さん。葉山から東京五輪セーリング会場の江の島を背景に
女子日本代表として第一線を走ってきた小菅さん。葉山から東京五輪セーリング会場の江の島を背景に
 堀内在住、小菅寧子さん。2008年北京五輪のウインドサーフィン女子RS:X級に出場した元日本代表選手だ。昨年からは五輪強化委員会のユース担当コーチとして、国内外の合宿に帯同しながら後進の育成に力を注いでいる。

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 大学時代から競技に打ち込み、第一線を走ってきた。世界の壁の高さは、身を以て知っている。

 競技全体と俯瞰すると、今が成長の過渡期と考えている。自分が世界を転戦していた当時と比べれば、選手の支援体制も構築され、環境面は整いつつある。だが、強豪国とは選手層やレベルに未だ開きがあり、「次代を担う選手たちに、自分が得てきた知識や技術を還元していきたい」と話す。

 セーリングは自然が相手。刻々と変わる状況でも安定して力を発揮するためには、ルールや基礎知識はもちろん、戦術や自然環境への対応といった、選手だけでは賄いきれないより多くの「引き出し」が必要だからだ。今はウインドサーフィンの競技全体を指導者として後押ししていくこと。それが自分に課された使命だと心得ている。

 一方で地元選手の育成を進めており、週末や休日はジュニアユースの指導を務めている。葉山に生まれ育ったこともあり、「この地域から今後飛躍する選手がでれば」という期待感ものぞかせる。

 東京五輪セーリング競技の開催は2年後に迫った。「地元の海で、地元の選手が出場するとなれば、きっとすごく盛り上がると思います」。青空に浮かぶ江の島を背に、朗らかな笑みをみせた。

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こすげ・やすこ/08年、北京五輪女子RS:X日本代表。現在JSAF五輪強化委員会ユースコーチ。関東学院大学出身。堀内在住。

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