横須賀美術館(横須賀市鴨居4の1)に収蔵されている作品のうち、横須賀・三浦半島にゆかりのある作家の特集展示が同館で催されている。年4回行われている所蔵品展で、今回は「横須賀のアーティスト」を特集。地下展示室を会場に、絵画だけでなく写真や版画、立体作品など計100点余りが並ぶ。
日本の美術史に名を残す著名な作家から新進気鋭のアーティストまで総勢28人。制作年も明治期から近作まで様々だ。
その中で、朝井閑右衛門(油彩)の作品は展示室4に約20点。中央公園のデッカー司令官胸像を製作した彫刻家・川村吾蔵の「トルソ」や、大津町出身で同館初代館長を務めた島田章三の油彩なども目を引く。
現在活躍する作家の近作も展示しており、浦賀出身の井上裕起さんは、サンショウウオをモチーフにした立体作品を、市内在住の安木洋平さんは、色の面をコラージュのように重ねた抽象絵画を出品。時代の垣根を越えた横須賀美術界の多様な姿を見ることができる。
前期は2月4日、後期は4月1日(日)まで(一部作品入れ替え)。観覧料は一般310円、高大生・65歳以上210円、中学生以下無料。詳細は同館【電話】046・845・1211
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