第6回「逗子海水浴場の運営に関する検討会」が19日、市役所5階会議室で開催され、公募の市民や観光・商工関係者、近隣自治町内会関係者ら15人が参加。「家族連れが楽しめるファミリービーチ」を引き続き目指す今年のルールについて話し合われた。
ルール案によれば今回初めて、逗子市海岸営業協同組合が閉店後に海水浴場の近隣の人家や周辺環境などのチェックするため、街中のパトロールを実施する。来場者に声掛けを行うほか、ポイ捨てごみの回収なども行うという。
今年度の海水浴場開設期間は6月29日(金)から9月2日(日)までの66日間。
警備費などに充てられていた約500万円の補助金が市の財政難でカットされたものの、組合が費用を負担し、例年通りの開設期間を確保した。昨年同様、海の家の営業時間は午後8時までとなる。
逗子市は砂浜での音楽や飲酒の禁止を盛り込んだ「日本一厳しい条例」を2014年に施行。その年の来場者は約20万人とピーク時の半数ほどまで減少したが、その後「安全で快適なファミリービーチ」をアピールし、家族向けのイベントも企画。4年目を迎えた昨年は約30万人まで回復している。
禁止行為を定めた条例の注意件数は6130件で、飲酒3346件、入れ墨・タトゥー1805件の順に多かった。また、市に寄せられた苦情は11件、ルール違反した海の家への注意書(イエローカード)の発行はなかった。
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