逗子・葉山版 掲載号:2018年4月6日号
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一色ボートを拠点に「一色」の魅力を広めている 齋藤 淳太さん 葉山町堀内在住 52歳

「一色ブランド」を世界へ

 ○…がっしりした体つきによく焼けた肌。一目でサーファーとわかるが、肩書はそれだけではない。欧米に駐在経験を持つ元サラリーマンで一色海岸で営む「一色ボート」の店主。そしてアウトドアブランド「一色」の代表でもある。

 ○…葉山で生まれ育った。子どもの頃は海と山で遊びまわり、中学生になるとサーフィンにのめり込んだ。学校が始まる前に自転車に乗って鎌倉まで行っていたという。その後、大学生になるとアメリカへ交換留学で行くなど知見を広め、卒業後は映画や番組、有名キャラクターの権利を管理する会社に就職し、キャリアを積んだ。転機となったのは2年前。一色海岸で貸しボート店を営んでいた親戚が亡くなったことだった。当時は50歳で仕事も順調だったが「大きな看板を背負っている分、制約も大きかった。地元への恩返しも含めて、何かしたい」と跡継ぎに手を挙げた。

 ○…「それまでボートは釣り客がメインだったが、食事を持ち込めば富士山が眼前に広がる最高のレストランになるし、もっと他の使い方もできると思う」と語るように、これまでの経験を生かした柔軟なアイデアで様々な企画を実施している。4月1日には障害を持っていても海に親しんでもらおうと「アウトドアのバリアフリー化」を目指した体験会を開催したほか、アプリ会社とコラボして、釣った魚が一番大きい人にポイントの名前をつける権利を贈る企画を実施する。

 ○…一色の魅力を広めようとアウトドアブランドも立ち上げ、今後ギアやツールを開発・販売していく考え。南米大陸の秘境の名を関したアウトドアブランドを念頭に、「2030年までに『一色』の名を世界に広めたい」と笑顔で話した。挑戦はこれからも続く。

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