神奈川県内で依然、増加傾向にある振り込め詐欺などの特殊詐欺被害。逗子市では、今年1月から5月末時点で6件発生し、約1300万円の被害が出ている。
そうした現状を受けて、逗子警察署(吉田一長署長)は6月12日、逗子市理容組合(形山達夫組合長)に対し、「逗子特殊詐欺被害“カット”協力店」の任命式を行った。これは、6月17日の「父の日」にちなんだ啓発活動で、同組合に加盟する市内12店舗は今後、来店客に対しチラシの配布や、声掛けを行う。
特殊詐欺被害抑止に関する協力関係を理容組合と結んだのは、県内で逗子警察署が初めてという。吉田署長は「幅広い世代の方が来店するので積極的に声掛けしていただければ」と呼びかけ、形山組合長は「年配のお客様も多いので、会話の中で注意を促していきたい」と話していた。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|