逗子・葉山版 掲載号:2018年8月3日号
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徳之島の特産品を扱う「島の八百屋さん」を営む 堤崎 良子さん 長柄在住 35歳

笑顔でつなぐ地域と人

 ○…生まれ故郷である徳之島の特産品を多くの人に知ってもらおうと今年2月、自宅の一部を改装して「島の八百屋さん」をオープンした。野菜や果物、黒糖など、生産者と直接対話しながら選び抜いた食材が所狭しと並び、子どもから大人まで幅広い年代が店を訪れる。「おじいやおばあがどんな思いを込めて作っているのか。商品の魅力はもちろん、そうした話も伝えていければ」と話す。

 ○…これまで店舗経営の経験は一切なく、都内で営業関係の仕事をしていた。8年前、結婚を機に葉山へ。島に住む母が毎年送ってくる柑橘類の「たんかん」をお裾分けしていたところ大好評で、知り合いの青果店から取引の話を持ちかけられたことをきっかけに、自分の店を持つことを決意した。滑り出しは順調で「自分でもびっくりするくらい」。仕入れを手伝ってくれる母の存在やこれまでの仕事の経験、新たな人との出会いなどがパズルのピースのようにうまくはまり、手ごたえを感じている。

 ○…先月には長柄地域で初となる朝市を近隣の店舗と開催。今月5日には逗子市民交流センターで「食の野望」と題した生産者と消費者をつなげるイベントに参加するなど活躍の場を広げている。「葉山と島の人口はほぼ同じ。きれいな海があるという共通点もある。食を通じて、ゆかりある2つの地域を少しでも元気にできたら」

 ○…自分の店を持つに当たり地域の安全安心にも目を向ける。自身も6歳の息子を持つ母。店の灯りは閉店後も全ては消さず、暗い道を照らしているほか、地域住民の拠り所としても使ってもらいたい考えだ。「子どもから高齢の方まで、美味しいものが食べたい時や何か困った時に立ち寄ってくれる場所にしたい」と笑顔で語った。

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