逗子市在住で、世界を舞台に活躍するプロウインドサーファー・杉匠真さん(16)が7月から8月にかけてカナリア諸島で開催された世界大会のユースクラスで初めて優勝した。念願の結果に「嬉しかった。課題も見つかったので次につなげていきたい」と話している。
杉さんは5月23日から8月15日まで、スペインのカナリア諸島に滞在し、世界のトッププロが集まるPWA(Professional Windsurf Association)のワールドツアーに参加。U―17とプロクラス両部門に出場した。
3回目の遠征となった今年は、初めて3カ月という長期にわたって滞在。1カ月半を練習にあて、グラン・カナリア島、フェルトベンチュラ島、テネリフェ島で開催される世界大会を転戦した。
また、プロクラスにも初めて出場。「どの選手も難しい技を高い確率で決めてくる。レベルの高さを実感した」と振り返る。なかなか結果を出せなかったが、自分のベストを尽くすことに集中。グランカナリアウィンド&ウェイブスフェスティバル2018では、昨年のフリースタイルランキング7位につけるトッププロを僅差で下し、プロクラスで初めての勝利をつかんだ。
そして8月8日、テネリフェ島で開かれた遠征最後となる大会でU―17の大会に臨んだ。当日は風が弱く、波数も少ない難しいコンディションのなか、難易度の高い技を揃え、見事1位を獲得した=写真下。
杉さんは「今回は絶対優勝するという気持ちで臨んでいたので嬉しい。多くの技も習得でき、課題も見つかった。練習を重ねて、次はプロクラスでの優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを新たにした。
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