神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2018年10月5日 エリアトップへ

「ゲンズブルー」の名でウクレレプレーヤーとして活躍する 尾崎 元彦さん 横須賀市秋谷在住 54歳

公開:2018年10月5日

  • LINE
  • hatena

自然体で紡ぐ癒しの音色

 ○…7月にリリースした最新アルバム『ウクレレげんさんぽ』が人気を集めている。自然の中でつま弾いた童謡を収録したこの作品。鳥の声や波の音とともに聞こえてくるその音色は聴く者を癒し、まるで大自然のなか、隣で弾いているかのような安心感をもたらす。「ドライブには向いていないかもしれませんが、忙しい毎日の中でほっと一息つける時間を提供できれば」と笑顔で語る。

 ○…葉山を中心に各地でウクレレ教室を主宰する傍ら、国内外で精力的にライブを行っている。ほかにも、舞台音楽の作曲や演奏、アーティストのプロデュースなど、多方面で活躍中だ。音楽に出会ったのは小学5年生の時。楽器はクラシックギターだった。「合唱祭の練習で友達がギターをかき鳴らした瞬間、これだと思いました」。その後、著名なギタリストのもとで練習を積み、一時期はプロのクラシックギタリストを目指していた。

 ○…高校卒業後、将来を考えていた時期に新たな目標である「演劇」を見つけた。専門学校で基礎知識を学び、仲間を得て10年間、役者として舞台に立った。「当時の仲間とは今も付き合いがあるし、充実した日々でした」と振り返る。

 ○…ウクレレを手にとったのは30歳を超えてから。実家に置いてあった1本を弾き、その音色に惹かれた。クラシックギターで培った技術でメキメキと上達し、超絶技巧を極めた時期もあった。しかし、険しい表情をしていた高齢者が穏やかになったり、子どもたちが泣き止むなど、ウクレレの音色が人を変える様子が思いを変えた。「いつの間にか自分ではなく、人のための表現を目指すようになっていた。人が喜んでいる姿を見るのが一番」。たどり着いた新たな境地で、これからも創作を続ける。

逗子・葉山版の人物風土記最新6

志原 光徳さん

第54代逗子警察署長に就任した

志原 光徳さん

逗子市池子在住 58歳

4月12日

柳川 謙司さん

第75代葉山警察署長に3月19日付で就任した

柳川 謙司さん

横浜市在住 59歳

3月29日

大竹 則彦さん

葉山町制100周年PR大使に就任した「ミューシー」を生み出した

大竹 則彦さん

葉山町下山口在住 67歳

3月15日

後藤 慶幸さん

2月25日に開催された「Jazz in 鎌倉」の実行委員長を務めた

後藤 慶幸さん

逗子市在住 64歳

3月1日

平尾 香さん

リビエラ逗子マリーナ内レストランで自身の企画展が開かれている

平尾 香さん

逗子市新宿在住 51歳

2月16日

川野 恵子さん

クーリエ・ジャポン「2023年に世界のメディアが注目した日本人100人」に選ばれた

川野 恵子さん

逗子市出身 50歳

2月2日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook