一般社団法人「逗子葉山青年会議所」(逗子葉山JC)の第56代理事長に就任した 阿部 晋也さん 逗子市逗子在住 38歳
「JC通じ街の魅力広めたい」
○…秋の逗子海岸を彩るビーチキャンドルなど、様々な街づくり事業を行っている「逗子葉山JC」。17人のメンバーを束ねる今年度の理事長に就任した。「これまで55年間続いてきた歴史の重みを感じながら、今の時代に合わせた活動を行っていきたい」と意気込みを語る。
○…群馬県出身。小学3年生で横浜市へ引っ越し、野球に打ち込んだ。法政二高へ進学すると、名前すら聞いたことのないアメリカンフットボール部の門をたたいた。「学内で日本一と書かれたポスターに釘付けになって体の芯が熱くなった。人生は一度きり。自分もメンバーの一員になって、トップを目指したいと思った」という。それから厳しい練習が始まったが、高く掲げた目標と信頼しあう仲間の存在で苦に感じたことはなかった。ワイドレシーバーとして活躍し、3年時には春の関東大会で優勝。続く夏の大会では結果を出せず、惜しくも夢は叶わなかったものの「経験したこと全てが財産になりました」と振り返る。
○…大学卒業後、商社を経て、より人と深くかかわりたいと保険業界へ。現在は横浜にオフィスを構えており、JCを知ったのは先輩から勧められたことがきっかけ。ちょうど妻の実家がある逗子に引っ越し、地域で何かできないか考えていた時だった。「自分が住む街の将来を議論したり、事業を行えるのが新鮮で面白かった。すぐにのめり込みました」
○…今年のテーマは「ポジティブチェンジ」。技術は進歩していながら課題が山積する今だからこそ、物事を前向きに捉え変えていく強い思いを込めた。「企画や準備は大変なこともあるが、楽しみながら取り組みたい。JCの活動をきっかけに、地元の素晴らしさを多くの人に知っていただけたら」と笑顔で語った。
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