改元を迎えた今日、5月1日。葉山町ではしおさい公園を中心に、各種催しが開かれている。御用邸の町・葉山ならではの企画で、関係者は参加を呼び掛けている。
改元を祝し、無料開放されている葉山しおさい公園と博物館では、皇室や年号にまつわるイベントが5月1日まで行われている。
博物館1階では「皇室にまつわる写真展」が開かれており、町が所蔵する約30枚の写真を展示するほか、デジタルサイネージ(電子看板)も活用し、皇室と葉山の関係を紹介する。
公園内にある潮見亭では「抹茶とお菓子の無料提供」が行われる。午前10時から午後2時まで(午前9時30分から整理券配布、先着順)。
また、平成や新元号「令和」を墨と筆で書いて、記念写真を撮ることができるコーナー「令和と書いて写真を撮ろう」が博物館入り口に設けられる。午前9時から午後3時まで。
町はこの企画のために額縁を手作り。平成と令和、両方の元号が発表されたときの映像を確認し、本物と同じ色にした。「菅官房長官の“あのポーズ”でリアルな写真を撮ることができる。将来、きっと思い出の品になるはず」と担当者は話している。
午後6時30分からはワークショップ参加者らによって製作された竹あかり展が開かれ、幻想的な灯りが会場の雰囲気を盛り上げる。
また、新天皇即位に係る一般参賀が5月4日(土)、皇居で行われるのに伴い、葉山御用邸でも4日と5日(日)の2日間、記帳台が設けられる。場所は同管理事務所で午前9時から午後4時まで。町民に限らず誰でも記帳することができる。
「あなたの絵が町走る」
町は、改元や東京五輪開催を契機に、原動機付自転車のオリジナルナンバープレートを枚数限定で製作することを決めた。葉山の特色を表現し、愛着につながるデザインを募っている。
デザインは未発表のものに限り、1人3点まで。作成方法は問わず、イラスト作成ソフトや手書きでも可能。税務課へ郵送(葉山町堀内2135葉山町役場税務課)、メール(【メール】plate@hayama.kanagawa.jp)、または直接窓口で受け付ける。
応募用紙や作成時の注意事項は町ホームページでダウンロードできるほか、窓口に設置してある。募集の締め切りは6月7日(金)。
選定にあたっては、委員会を設置し、応募作品から5作品程度を選び、一般投票を行って投票数が多かった作品を採用するという。採用者には表彰状と記念品が贈呈される。結果は7月中に本人のほか、町ホームページや広報紙で発表される。
ナンバープレートに関する問い合わせは町税務課【電話】046・876・1111(内線250)へ。
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