記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 12月13日0:00更新
「当時は絵のない点字絵本しかなかった」―。人物風土記でご紹介した大下さんの説明に、一瞬理解が追いつきませんでした。つまり、「絵本」と言いつつも、白い紙に点字を打ったものしかなかったということ。点字を視覚障害がある人が読むためのものから、人をつなぎ、思いを共有できるものにする「ユニバーサル絵本」の発想は、今後より多くの分野で応用されるものと思います。
取材中に見せていただいた授賞式の写真には、駆け付けた子どもたちと大下さんの笑顔が写っていました。