一般社団法人逗子葉山青年会議所(逗子葉山JC)の第57代理事長に就任した 森村 佳生さん 逗子市沼間在住 38歳
時代の変化乗り切るために
○…秋の逗子海岸を優しい灯りが彩る「ビーチキャンドル」など、様々な街づくり事業を行っている逗子葉山JCの理事長に就任した。団体は前回の東京五輪が開催された1964年の創立。「昭和から平成、そして令和という新たな時代に入り、地域を取り巻く環境は刻一刻と変わっている。JCもその変化に取り残されないよう、変革していく年にしたい」と襟を正す。
○…逗子で生まれ育った。市内桜山にある森村工業の4代目として、水道関係の事業を行っている。転機となったのは31歳の時。知人に誘われてJCに入会した事だった。「同じ地域でビジネスをしている同年代と知り合える貴重な場」。講演会やイベントなどの事業を構築していく際、時には立場や年齢を超えて率直に意見を交わし、より良い形を全員で目指す姿勢に感銘を受けた。
○…現在会員は12人。40歳までという年齢制限があり、会員拡大が目下の急務だ。「今まさに、青年会議所が存続するために組織改革が必要な時代に突入している」と危機感を募らせる。地域で商売する若手がかつてほど多くないことは事実だ。だからこそメンバー1人ひとりが活動を見つめなおし、積極的に参加することで周囲を巻き込むパワーを生むと信じている。「多方面で活躍する人が集まっている。まちを元気にする土台作りをしたい」
○…中学2年と小学6年の2児の父でもある。忙しい日々を過ごすが、息抜きはゴルフ。「打ちっぱなし専門ですが、いつかみんなとコースを回ることを目指して練習しています」と笑う。「同年代の仲間を得られるのがJCの良さ。地域で何かしたいという思いがある人は、気軽に参加してほしい」と笑顔で語った。
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