星座にまつわるエトセトラ オーロラの色
緑の揺れるカーテンの様なオーロラ。皆さんも写真や映像でご覧になったことがあるのではないでしょうか。
オーロラは、太陽から来るプラズマ粒子の「太陽風」が、地球の磁場に沿って地球の夜側に流れ、後ろに滞留したプラズマ粒子が逆流。地球の南北の極の方から地球の大気に落ちて、大気と反応し発生します。酸素と反応すると緑に、窒素と反応するとピンクに見えます。時に緑やピンクより上空でも反応し、赤く輝くそうです。
赤いオーロラの発生メカニズムはいくつかありますが、日本でもごくまれに北海道などで見られます。藤原定家は「明月記」に「赤気(せっき)」という現象を記していますが、これはオーロラのことのようです。写真だと蛍光緑に近い色だったりしますが、実際には白に近い淡い緑とピンクで、真上に来た時は、まるで生き物の様な動きをします。
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