さいか屋横須賀店が2021年2月に閉店することが決まった。閉店後の建物と土地の活用は未定。外商部門や中元・歳暮品、学生服などを扱うサテライト型店舗として「さいか屋」の名を残すことが検討されている。
大通り館を含めた3館体制で368億円の売り上げを誇った1991年をピークに減少が続き、2017年2月以降は赤字が恒常化していた。
2022年に創業150周年を迎えることから、社員が店頭でダンスや歌を披露するプロジェクトを始動。テコ入れ策の一環としてモノからコトを提供する新たな百貨店像を模索していたが、業績回復の見通しが立たないことから決定に至った。
株式会社さいか屋総合企画部長の石川浩二さんは「創業地での閉店は苦渋の決断。営業終了までの残された時間を皆様に喜んでもらえるよう、最後まで努めていく」と話した。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|