逗子警察署(有原馨署長)は8月24日、特殊詐欺被害を未然に防止したとして、セブンイレブン逗子7丁目店に感謝状を贈呈した。
先月29日の夜9時30分頃、70代の男性が3万円の電子マネーを購入しようと来店したところ、不審に思った店長の森時子さんと従業員の井上勝海さんが積極的に声がけを実施。具体的な理由や状況を確認すると、動かなくなったパソコン画面に表示された電話番号に連絡して電子マネーを要求されたことが判明。ウイルスを使ったパソコントラブル解消費用が名目の特殊詐欺との疑いが強まり警察に通報した。森さんは「警察や本部から定期的に注意喚起が来るので、スタッフ全員と共有するようにしている」と日頃の対策を語り、井上さんは「冷静に聞くほど、おかしい話だと確信した。これからも気を付けていきたい」と話した。
今年に入ってから、同日時点における、逗子署管内で発生した特殊詐欺件数は5件、被害額は1017万円にのぼる。有原署長は「今回のような水際対策が特殊詐欺事件の未然防止には欠かせない。これからもご協力をお願いしたい」と感謝を伝えた。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|