逗子市は11月10日(火)から、プレミアム付き商品券の販売を開始する。コロナ禍で落ち込んだ地域経済の底上げを図るのが狙いで、発行総額は過去最高額となる4億5500万円。また、全市民に市内事業所で利用できる2千円分のクーポン券を11月中に配布。市民生活の下支えを図るとともに、商品券との相乗効果を狙う。
「逗子応援プレミアム付き商品券」は1冊1万3000円分の商品券を1万円で販売する。500円の商品券が26枚つづりとなっており、市内の460店舗以上で利用できる。
いわゆる「個人店」で使える「(中小規模小売店)専用券」が16枚、大型店やチェーンストアでも使える「(大規模・中小規模小売店)共通券」が10枚入っている。つり銭は出ず、現金と併用可能。購入対象者は逗子市民および来街者で有効期間は来年2月28日(日)まで。発行部数は3万5000冊で、1人10冊まで購入できる。
また、9月末時点で住民基本台帳に記載されている市民を対象に1人1冊、「逗子応援クーポン券」が特定記録郵便で各世帯主に宛てに届く。金額は2千円分で、500円の共通券が4枚入っている。11月中に順次配布され、有効期間は11月10日から来年2月28日まで。発行総額は1億1920万円で冊数は約5万9600部。
先月の市議会第3回定例会で関連する経費が盛り込まれた一般会計補正予算が可決されていた。
応援投票企画も
商品券の販売とクーポン配布にあわせ、魅力発信とリピーター獲得につなげるメニューや商品の開発を後押ししようと、逗子市商店街連合会や逗子市商工会などが、「プレミアムメニュー応援投票企画」を実施する。「プレミアムメニュー」を用意した店舗を紹介し、市民から店舗への応援メッセージを添えた投票を募って上位3社を表彰するというもの。現在、各店が地元の食材を使ったメニューや、環境問題などの社会課題解決に繋がる取り組み、異業種コラボによる新サービスを開発しているという。
逗子市商工会は「この機会に、気になっていたあのお店のメニューやサービスを楽しんでください。投票いただいた方には特別なプレゼントも用意しています」と話している。
商品券の販売場所や利用できる店舗などの詳細は、11月1日に配布される広報ずし11月号に掲載される。「逗子応援プレミアム付き商品券」や「逗子応援クーポン券」については、市経済観光課【電話】046・873・1111へ。投票企画については市商工会【電話】046・873・2774、または同会フェイスブックページへ。
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