葉山町の漁師・高山清志さんが先月24日、近海では珍しいカミソリウオを発見した。海藻の切れ端にようなものがタコの仕掛けに入っているのを発見した高山さん。「取り出そうと思ったら動いて驚いた。先輩漁師も初めて見たと言っていた」。そこで正体を知ろうと葉山アマモ協議会の山木克則さんに鑑定を依頼。「カミソリウオ」と判明した。
この魚はトゲウオ目に属し、扁平で長い口先を持つカミソリのような形をしているのが特徴。普段は海藻に擬態していて、海底付近をゆらゆらと泳いでいるという。「伊豆諸島以南に多く、サンゴ礁にも生息していて私も葉山の海では初めて見た」という山木さん。「潮の流れの変化などによって南の方から流れてきたのかもしれない」と話していた。
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