逗子市はこのほど、国立大学法人電気通信大学と包括協定を結んだ。今月4日には市長室で調印式を開催。今後、より一層の官学連携を図っていくことを確認した。
同大学はセンサーやIOT、ビッグデータ、AIを使った解析や応用などの研究を行っている。
多様な民間事業者らが集い、地域経済活性化や新規ビジネスの創出、移住促進策などを企画実施していくことを目的に、市が昨年立ち上げた「プラットフォーム・ズシ・ビズ」に設立当初から参加しており、ビッグデータを活用し、社会に貢献することを目的とした「データアントプレナーコンソーシアム」を実施。逗子市も賛同していることから協定書締結に至ったという。
当日は桐ケ谷覚市長のほか小花貞夫理事・産官学連携センター長ら出席。桐ケ谷市長は「ビッグデータを活用する様々な取り組みを進めているところで、今回の連携は企業誘致の誘因にもなる動きに繋がると思う」と期待を寄せた。小花センター長は「本学が力を入れているデータ分析をベースとした幅広い技術力をもって、持続的に進化していく社会にするためのメカニズムを提供していけたら。逗子市と連携し、データを基盤としたさまざまなサービスを提供していくことで、進化していく街となるよう、協力していきたい」と話していた。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|