星座にまつわるエトセトラ カレンダー
そろそろ来年のカレンダーや手帳を用意する時期ですね。明治5年まで使っていた「太陰太陽暦」は、十一月一日に解禁になっていました。
暦が日本に入ってきた平安時代初期、陰陽寮の暦博士が作り天皇に献上していました。天皇だけのものもありましたが、それ以外は中宮、東宮にも献上され諸国諸官庁に配られました。
庶民の手に入る物でも必要もありませんでしたが、時代が下ると貴族がコネで手に入れた物を神社や民間業者が暦師として制作販売するようになります。江戸幕府では、天文方が暦を作り配りました。庶民は暦注を今の占いのように楽しんだようです。現代人が出勤前にテレビで今日の星占いを見て、ラッキーカラーや数字を気にするのと同じですね。今年の旧暦十一月一日は12月15日です。この日を意識して、カレンダーを物色しに行ってみては?
|
|
|
|
|
|