本紙コラム「砂浜で生まれたものがたり」で作品を連載している角田元さん(葉山町在住)が、現在大ヒット中のアニメ『鬼滅の刃』に登場する人物をモチーフにした「イノシシ剣士」を制作した。
「割らない・塗らない・削らない」をモットーに、天然の貝を使って様々な作品を作っている角田さん。今回は、角田さんが「園長」を務める「かいのどうぶつえん」で、以前制作した「イノシシ君」が自分に似ているキャラクターがいると聞きつけ、変装したという設定だ。
角田さんは毎週新作を作り発表。自宅玄関前に設置したショーケースに展示しており、地域の子どもたちが立ち寄る定番スポットになっているが、「今回はさすがにすごい人気だった。家にいても子どもたちの歓声が聞こえました」と笑顔で語る。
イノシシの毛はウニのトゲで表現。下あごの部分には色の濃いものを使って本物により近づける工夫を凝らした。目はサザエの仲間の蓋の部分、ボロボロな刃が特徴的な2本の刀は、逗子海岸で採集したヤカドツノガイを繋げて再現したという。角田さんは「暗くなりがちな時期が続くが、子どもたちが喜んでくれて良かった。作っている私も楽しかったです」と話していた。他の作品は「かいのどうぶつえん」で検索を。
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