星座にまつわるエトセトラ 早くなった『立春』
いつもより1日早かった今年の立春。その理由を知るためにグレゴリオ暦を学びましょう。この暦は4年に1度、閏年がきて1日増えます。1年を365日とすると6時間弱余り、4年経つと約1日分増えるためです。しかし1日だと実は少しだけ進み過ぎで、その誤差は400年で3日分ほど。そこで100で割り切れた年は閏年にせず、400でも割れる年は閏年としています。
立春の瞬間を迎える時間も1年ごとに6時間程遅くなり、閏年にそれが戻され、それがわずかに戻され過ぎ、少しずつ立春の瞬間が早くなっていきます。でも、100で割り切れる年が閏年にならないので、戻されることなく遅れます。2000年は1600年から400年ぶりに100で割れますが、閏年でした。ここでずっと早まる方向で進み、今年は立春を迎える時間が3日の23時59分になったのです。
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