星座にまつわるエトセトラ 「探査機たち」
最近、ニュースで火星探査のことが取り上げられていますね。NASAが打ち上げた火星探査機には小さなヘリコプターが搭載されていて、3mほど上空を飛んだと報道されました。火星には地球の1%くらいの大気しかないので、猛スピードで羽を回転させなければなりません。それを見事に克服し、今回の飛行となったのです。
また、ニュー・ホライズンズという探査機は、2015年に準惑星の冥王星に近づき、なんとも愛らしいハートのマークを私たちに見せてくれました。そのニュー・ホライズンズは、日本時間の21年4月18日21時42分に太陽から50天文単位(約75億Km)離れたところを通過しました。これまでに50天文単位を超えたのは、パイオニア10号と11号、ボイジャー1号と2号の4機のみ。光の速さでも7時間かかるこの距離。夜空を見上げて想像してみてください。
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