吉田さんが妙技を決めると子どもたちから歓声が上がった
東京オリンピックで新たに競技種目となり、注目を集めるＢＭＸ。華麗な技を決めるフラットランドの国内トップクラス選手で、表現者としても世界で活躍する吉田尚生さん（葉山町在住）が今月20日、長柄にある長運寺で、子どもたちに向けて自転車の運転指導やパフォーマンスを行った。
「telakoya 旅する小学校」の授業の一環で行われたもの。吉田さんは15歳の時にＢＭＸと出会い、国内外の大会で優勝。サーカス劇団「シルク・ドュ・ソレイユ」の世界ツアーにも参加するなど活躍している。同校では特別講師を務めるなど、子どもたちにＢＭＸに乗る技術を通して、普段自転車を運転する際の注意点や交通ルールを教える活動にも力を入れている。
当日は約10人のこどもたちが参加。コーンの間をすり抜けるように走ったり、ジャンプする課題を楽しみながらこなしていた。授業の最後には、吉田さんがパフォーマンスを披露。サドルの上でポーズを決め、最後はフィギュアスケートのように高速で回転すると、子どもや保護者から歓声が上がっていた。
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